2010年9月29日水曜日

準備の甘さ

最近、未経験なことをやっているからか、準備の甘さが目に付く。

計画の甘さだ。
これは、自分だけでなく、組織全体に言えることである。

どのような計画が必要なのか。項目を挙げてみる。

(1) 過去の実績を参考とする

過去の実績を記録していないため、見積りの精度が甘くなる。その結果、無理な工数でお客さまと契約せざるを得ない。

(2) 過去の問題、経緯を管理する

新規の仕事をいただく際は、何が問題なのか一覧にしてまとめておく必要がある。

今回、この2つのことを記録していなかったがために、作業項目を絞るところでお客様と多大なコミュニケーションコストがかかってしまった。
今のプロジェクトを引き継いでから期間が短い中、前任者が居ない中、お客様から納品物を収めることになった際に、非常に時間がかかってしまった。

また、プロジェクトで必要な技術情報を習得するのに必要な経験がない中で、与えられた期間で結果を出すことは不可能だ。

目の前の売上を確保しなければならない状況の中で、今後、核となる技術を育て上げるのは容易ではない。一歩一歩地道にやっていかないと結果は出ないが、時間もない状況だ。
正直、自分が担当しているプロジェクトの技術は価値を見いだせないコモディティ化したものだ。

同時並行して、新たな武器となるものを築きあげる必要がある。ダメもとで何人かに試行錯誤してみます。

2010年9月20日月曜日

twitter、期待のピークは過ぎたのでは?

昨日の友人の結婚式、久しぶりに色々な人と再会し、楽しい時間を過ごした。

ここに結婚式のことを書くつもりはない。
自分が気になったのは、友人の間でどれだけtwitterが浸透しているのかを書こうと思う。

結論から言うと、twitter全く使っている人は居ません。
ネット業界や広告業界に所属している方がいないとはいえ、100人くらい出席されていたのに私と話した方は誰もtwitterをやっていない。

それが普通の感覚なんだなぁ、と改めて感じました。
そもそも私がtwitterをやるキッカケは、「仕事がない」「職場がネットに繋がらないので、新しいプログラムを開発、勉強したくてもできない」という不満からだった。
せめてアイディアだけでも何か見つけたい。「日本中の叡智を集められるのでは?」なんて半ば夢のようなことも期待していた。

私の周りのみなさんは、欲がないのか、非常に安定した生活を送っている(ようにみえる)のかもしれない。
私は最近、twitterなどのSocial Mediaはこれ以上流行しないと思う。
それ以上に、消費者は受動的にSocial Mediaの情報に影響を受けるのではないだろうか。

twitterを使っての情報配信。人に有益な情報を流すには、それなりの努力が必要となる。
大概の人は、疲れるか、飽きてしまうのではないか。

twitter、残ることは残ると思うが、電子メールのように、不特定多数が見られるHTTPの通信手段のインフラで残る。ユーザは今程頻繁に使わなくなるだろう。

2010年9月11日土曜日

新入社員、新規参入者の環境整備について

最近のIT受託開発業界は、お客様からのコストダウン要求が厳しい。
ましてや、お客様は「クラウドでコストダウンできるんじゃないの?」という期待を寄せている。

今日は、新入社員、新規参入者が成長してもらうための環境整備について悩んでいることを書こうと思う。

まずは、開発現場ではどのようなことが起こっているのか自分の視点で記述する。

「開発現場ではどのようなことが起こっているのか?」
-簡単に申し上げれば、開発人員を減らしている。
お客様からの契約が遅れ、予算も削られた状態(本来これが当たり前の状態なのだが)では、維持管理のために最小限の人員しか残していないのだ。

下請けでの派遣に会社の売上を依存していると、お客様から仕事をいただく必要がある。お客様も仕事が出てきたときに、技術者を要請するので経験やノウハウが蓄積されないのだ。これは、技術者を派遣に依存している元請け企業も同じことだ。


その結果、今後どのようなことが起こるか。
システム維持のための人員が育成できないという問題が残る。
特にスクラッチでの開発。安定稼働しているシステムでは1人あたりが面倒をみるソースコード数が500Kstepsとか場合によっては1000Kstepsになっているシステムもある。
この状態になると、後継者を育てようにも育てられない。時間も資金もかかるからだ。

この手の業務システムは、将来は恐らくパッケージソフトをカスタマイズしてリプレースされることとなるだろう。基幹システムといえどもシステムは半永久なものではない。それは、システムを維持する人の寿命があるからだ。パッケージ化する際も膨大な調査が必要になってくる。また、最近感じるのは、パッケージを使用したとしてもアドオンばかりで結局スクラッチで開発したのとあまり変わらないことも多い。(特にお客様の組織が非常に大きくて複雑な場合)

こんな状況の中、複雑な思いでこの業界で仕事をしている。
今の現場は、新入社員(女性)が1人いる。学生時代にプログラミングなどのアルバイトはしていないいわゆる未経験者だ。新人はお客様から敬遠される。無償で受け容れてもらえればまだいいほうだ。

私自身も9月から新しいプロジェクトに参画することになった。初めてのお客様、今まで使用したことのない技術と格闘しながら、同時に新人に少しでもプロジェクトに貢献してもらうように環境を整える必要がある。新人の育成というおこがましいことは書けない。新入社員の成長環境を整えることで成長するのは自分だから。

正直、新入社員にいつまでにどうなってほしいのか具体的に彼女と話しあっていない。というより、ようやく自分がお客さまと顔合わせしてチームとしてのタスクが整理できたからだ。
自分が新入社員のころ、何をしてよいのか非常に悩んだ。誰もチームの進むべき道を教えてくれなかった。チームの進むべき道とゴールは、きちっと彼女に示す。そして、ゴールに至るまでのある程度の手段は提供する。もちろん、上司と進むべき道、ゴール、手段の認識を合わせる。

差し支えなければ、みなさまが過去新入社員や未経験者を育てるために準備したことを教えていただけると助かります。

今後の自分の成長のためにもよろしくお願い致します。

2010年9月9日木曜日

今日、仕事で感じたこと

今日は、仕事で感じたことを徒然と書こうと思う。

今日、今月から入ったプロジェクトで初めてお客様のところに訪問した。
自分の担当タスクの目的、背景が腑に落ちなかったからだ。
社内のメンバーからヒアリングしたが、全体視点、目的が分からない。当然、タスクの範囲を絞り込もうにも絞り込めない。かといってお客さまとレベル感を合わせるための打ち合わせをしていない。
お客さまとの契約締結がまだだという言い訳は通用しないと思う。契約締結は重要だが、契約締結していなくても十分進められる部分はあるはずだ。

初めてお客さまとお会いしたからかもしれないが、正直話がかみ合わなかった。
話がかみ合わなかったことが分かっただけでも十分な成果だ。誤った方向で作業をせずに済んだのだから。
このタスクをする目的、言葉の定義が全て違う。過去の経験からいってもここまで目的にずれがあったことはなかった。
同時に、自分が相手の言わんとしていることを把握できていないことも痛いほど感じた。
次回までに今日まずかったことを反省し、FIXして望みたい。

まだまだ、成長の余地は十分にあるなぁと感じた1日...

2010年9月8日水曜日

Social Media時代に誕生日を迎えて

今日誕生日を迎えた。
まずは、多くの方からお祝いのメッセージをいただきました。ありがとうございます。

正直、驚いたことがある。
前日にtwitterで「明日誕生日」というtweetをしたため、10人おめでとうtweetをいただければ嬉しいなぁと思っていた。

実際に蓋を開けてみると

・ twitter 20人(そのうちお会いした方が15人)
・ facebook 7人(そのうちお会いした方は7人)
Twi-japan(ning) 2人(そのうちお会いした方は0人)

30人近くからお祝いの言葉をいただいた。ちなみに上記で2つ以上のサイトからお祝いの言葉をいただいた方はいらっしゃらない。
facebookとTwi-japanには、自分の誕生日を登録しているので、一部の方がそれをご覧になってメッセージをいただいたのかなぁと思う。

私は、facebookに登録している人はお会いした方がほとんどだ。
プライベートなことなので、twitterよりfacebookの方がTLを汚さなくていいのかもしれない。
ただ、twitterを使っている人の一部がfacebookを積極的に使い始めていることを実感した。

私はまだ、facebookには個人情報、経歴を殆ど載せていない。経歴を載せてPRすることがまだできないからだ。知り合いに専門的なコンテンツを掲載できるのであれば、facebookを使うメリットがあるかと思う。ただ、コンテンツはブログに掲載した方がtwitterと連携しやすいのでfacebookの必要性を感じていない。みなさまの使い方を観察しながら、余裕があったら手をだそうかなぁと思う。

Social Media時代、単なる誕生日をここまで多くの人に祝っていただいたことは貴重な経験だった。
リアルな世界だと、これほど多くの人に祝ってもらったことがないからだ。
今後この状態が続くとは思わないが、今回は非常に感激&貴重な誕生日だったと思う。
あと1時間ちょっと、バースデーを味わい9月9日誕生日の人にバトンを渡そうと考えている。

最後に、twitterをはじめとするSocial Mediaで繋がり、お祝いメッセージをいただいたみなさまありがとうございます。今後ともよろしくお願い致します。

2010年9月5日日曜日

Social Mediaのセキュリティについて考えてみた。

今朝、中村さんからOAuthを使用したアプリを、アプリ開発者の意図も考えずに使用することに対する警告メッセージをいただいた。

確かにその通りだと思う。技術的には、twitterのOAuthを使うことでtwitterの個人情報を開発者は取得することができる。悪意を持った開発者であれば、twitterのDMの情報を閲覧したり、DMを送信したりすることができる。人によっては、DMを晒されたり、人から送られたDMによって被害を受ける可能性は充分に考えられる。

この観点から考えてもネットには他人の嫌がることを書くのは止めたほうがよい。また、個人の大事な情報をネットに入力する場合は、一度考えたほうがよい。私はどちらかというと個人情報をネットに入力する傾向にある。ネットショップなどの決済に関しても信頼できるところに絞って入力するようにしたい。