今回は、ドロドロとしたtweetに関して書きたいのではない。
Social Media中心で情報収集している人は、自分の好きな人を基盤としたネットワークであるため、井の中の蛙になっているのではないか。
twitter、Facebookなど様々なSocial Mediaが存在するが、これらはネットワークを自分で作り、ネットワーク上で繋がった人と対話する。私は、多くの人と対話することで「世界・社会の様々なことを知ることができる」と考えていたが、最近それはむしろ反対ではないかと思っている。
ネットワークを自分で作る場合、お互い承認した人同士で対話することがほとんどだ。そうなると自分に都合の良い情報しか入って来なくなる。
一部の人はバランス感覚に優れているので、Social Mediaの様々な人とバランスよく対話することができるのかもしれない。少なくても私は、そこまで要領のよいことはできない。
現地点ではSocial Mediaの中だけで物事を判断するのは非常に危険だ。
「そんなの言われなくても分かっている」と思う人は多い。しかし、Social Mediaで有名になった人であればある程、そのことを忘れて自分が「Social Mediaで影響力を持っている」=「社会で影響力を持っている」と勘違いしてしまうのではないか。常に謙虚な気持ちを持っていたいものだ。
一方「Social Mediaでこんなことできるのではないか?」と考えている人は、大抵他の人が考えている。しかも、ほとんどの場合は、自分が繋がっていないネットワークで既に議論されていたり、他の人が既に行動している、場合によっては実行済みのものもある。
Social Mediaにどっぷり使っている人は、井の中の蛙だ。もちろん、リアルな場で会う人中心でも井の中の蛙。マスメディアの情報だけでも井の中の蛙。これらをバランスよく使うことが現代人に最も求められているのではないか。
Social Mediaを絶賛することばかりを、ネット上にポストしたくない。
個人的には、Social Mediaは移動中などニッチな時間のみに限定して活用していきたい。
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